巻線機の知識はほとんどありませんが大丈夫ですか?
皆さんに期待するのは可能性です。当社の技術は、メカトロニクスの世界の中でも極めて特殊なものです。大学時代に機械工学や電子工学を専攻していても、電線をより早く、より正確に巻く機械に関する知識はない方がほとんどです。
当社が求めているのは今持っている知識を活かすだけでなく、今持っている知識や力をより高め、新しい世界を切り拓いていく"開拓者"です。 「新しいことに挑戦しよう!」というチャレンジ精神、過去にとらわれずに斬新な発想ができる柔らかい頭脳、そして困難にぶつかっても諦めることのない忍耐力で新しい世界を開拓していける可能性さえ秘めていれば、今は「機械が大好き」という気持ちだけで十分です。
今後の目標は何ですか?
目指すは全てにおいて世界一の巻線機メーカーです。世界トップクラスのシェアを誇る当社。特に技術力ではどこにも負けない自信があります。しかし、近年では競合企業の追随も著しく、現状に甘んじているわけにはいきません。近年、自動車や家電をはじめ、モーターはこれまで以上に複雑でハイスペックなものが求められており、それは当社にとって大きな追い風になっています。この風に乗り、より大きく発展していくため、営業活動においても積極的に展示会等にも参加し、世界中に当社をアピールしていきます。当社の目標は「世界一の巻線機メーカー」。技術、品質、制度、社員など“世界一”と胸を張れる企業であることを目指しています。
海外出張が多いと聞きますが、語学力は必須ですか?
当社の製品は世界中に輸出されており、海外輸出比率は6 割を超えています。そのうえ当社では、自分の担当する仕事は企画から納品まで一連の工程が守備範囲。クライアントのニーズを把握することから現場に据え付けるまで担当するのが基本です。そのため、営業部員以外の社員が海外へ出張することも数多くありますが、心配はいりません。語学が得意な営業担当やベテラン技術者が同行します。
何といっても、「技術の心」は世界共通。言葉が通じなくても、熱意があればボディ・ランゲージでも何とかなります。日々の努力を積み重ね、少しずつでも言葉を習得していって欲しいですね。
社内の雰囲気はどのような感じですか?
社員同士のチームワークはどこにも負けません。東証スタンダード市場上場企業の当社。しかし、上場企業としては社員数が少ない会社であり、それだけに社員ひとりひとりの果たすべき役割が大きく、社会に対するインパクトも大きい会社だといえるでしょう。そして何より、「世界一のモノ作りがしたい!」という意識が高く、社員同士のチームワークはどこにも負けません。社員は皆、自分の仕事に責任を持ち、時には互いに意見を交わしながら製品を創りあげています。仕事に対しては皆こだわりを持っているため厳しいですが、会社を一歩離れれば、気の合う仲間と朝まで飲み明かすなど、オンとオフをしっかりと使い分けています。